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君の名は。

「作家魂を商業に売った」「こんなの売れて当たり前」という批判に対し
『君の名は。』新海誠監督「容易な事なら皆さんやってみればいいじゃない」


「一番嬉しかった反響と一番嫌だった反響はありますか?」という質問に新海誠監督が回答

(以下監督の発言より)

・嬉しかった反響は沢山あったので選べない

・嫌だった反響は「新海が作家性を捨ててヒット作を作った」とか、
「魂を商業的に売った」とか、「ありがちなモチーフの組み合わせだけで
そりゃあヒットするよ」とか、「こんなキャッチ―なモチーフだけだったら
そりゃ100億超える映画になる」みたいな事を多く言われた。

・その通りなのかもしれないなと思うのと同時に、
そんなに容易な事ならば、皆さん、やってみればいいんじゃないかなと思う

・僕たちも狙ったのではなくて結果的にこういう数字になった

・売ろうと思って作ったものが売れるわけではない

・僕たちも2年間本当に、もがいてもがいてもがいてきたわけで


この発言、同業者に対してか一般人に対して発言したのか分からないけど、
この手の発言って本人にとってマイナスにしかならないよね。ド正論だけど。
これってさ、暗に本人が認めてしまったような気がするんだよ。批判に対して
本人が認めているんだよ。「はい、その通りですが何か?」って。ネットでは
こういうのを「釣られた」とか言ったりするけど。実際、この監督の以前までの
作風と見比べればバカでも分かるほど一目瞭然な訳で本人も自覚している。
ただ、俺が言っておきたいのは「売れる=悪」という風潮にしたくないんだ。
監督自身もそこにあまり後ろめたさを感じて欲しくない。後付けでの言い訳
がましい発言は焚き付けるだけ。やっぱり本人だって売れたかったんだよ。
それで作家魂を売ったとしても儲けた訳でしょ。儲けるって事は何かを失う
事でもあるんだよ。だから、素直に「狙った、売れたかった」それでいいの。
売れる事も才能なんだよ?売れなくても我が道行くのは美しいという風潮
もあるけど、それは全て己の信念なんだよ。「いや、俺は売れなくてもいい」
それならそれで結構。「いや、俺は売れたくてたまらない」それも結構だ。
重要なのは作品が持つカタルシスである。数年後、再評価してみようや。

俺は「君の名は。以降」という論評が存在していると思うね。新海監督の
影響力は既に広がっていると思うよ。例えば、俺のようなにわかな奴は
新海誠を『君の名は。』で知った。それで過去の作品にも興味を持った。
そして、新海誠の描く作画はジブリとは全く異質であり、今後のアニメに
影響を与えるレベルだと感じた。そういう意味でこれは「革新」である。
「革新」は常に批判と否定に晒される。特に彼の場合は過去の作家性
を捨てている分だけ風当たりが強い。しかし、全ては下積みでもある。
案外、多くのアンチは今までの信者かもしれないね、皮肉な事だけど。
進むしかないだろう、彼の真価は次回作で決定的になるかもしれない。
 
 
 
 
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