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Wildflower

The Avalanches - Wildflower

16年ぶりに発表されたThe Avalanchesの2ndアルバムが期待を裏切らない、
今年のベストアルバムになりそうなので皆さんにも買って聴いてもらいたい。
とても「幸福」に満ちたアルバムです。かといってハイな気持ちになれるとか、
元気がもらえるとか、前向きになれるとか、そういう感覚とは異なるんですよ。
何となく笑みがこぼれて、何処となく心地が良くて、程よく音楽の娯楽ぶりに
包み込まれていくような感じなんです。これといった革新や派手さは無いけど、
軽やかで繊細な温もりに奏でる音はまるで優しい風になびく『野生の花』です。
前作と比べると若干ドラマチックさは欠ける。しかし、トータル的なバランスは
今作の方が安定している。楽曲の流れは自然的かつ緻密に計算されている。

実はこの一ヶ月間くらい本当に色んな事があって身も心も大きなダメージを
受けていた。人生観が変わったほどである。しばらくレディオヘッドだけしか
受け付けなくて、ひたすら表の世界と距離を置いて全てから遠ざかっていた。
そんな中でアヴァランチーズがまたしても俺を救済しに来る。レディオヘッドの
KID Aに続いて2001年6月4日に発売されたAmnesiacにより、俺は世の中と
己自身に絶望していた。これ以上ない絶望であり、絶望感にも絶望していた。
欲に塗れた人間の前で嘔吐したり、権力者への暗殺計画を妄想してみたり、
人間が全てクソに思えてくる、まあタチの悪い遅めに来た青の時代というか。
そんな中で2001年7月25日に発売されたアヴァランチーズの1stアルバムを
聴いて俺は深淵の闇から解放された。それはもう本当に劇的なものだった。
Since I Left Youの世界観が持つ瑞々しさが俺の闇を浄化してくれたのだ。
その時、確かに俺はそっと差し伸べられた手に気が付く。だからといって、
アヴァランチーズの音楽は決して答えに導いてはくれない。自ら飛び込んで
探しに行くしかないのである。俺は全身の力を抜いて音の揺らめきに乗って
ゆらゆらと浮いたように泳いでいた。そして辿り着いた、もう一人の自分と。

そんな16年前を思い起こさせてくれた今作。皆それなりに歳は取ったけど、
全く色褪せることなく素敵な再会を果たせた事に感謝の想いでいっぱい!
いや、これって本当に凄い事だよね。彼らの類稀な才能が奇跡を生んだ。

Avalanches_00001.jpg


The Avalanches - Subways
 
 
 
 
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