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DANCE TO YOU

Sunny Day Service - DANCE TO YOU

はっきり言って今年はアルバムが豊作だ。サニーデイ・サービスの再結成は
実にぼんやりとしたもので、作品自体も『サニーデイっぽいといえばそうかな』
みたいな煮え切らないものが連なっていた。このまま、同窓会のようなノリで
思い出作りな感じで終わっちゃうのかなーと思っていた矢先の新作アルバム。

俺の中の再結成自体への懐疑的なモヤモヤ感を鮮やかに振り払ってくれた。
この作品は紛れもなく「LOVE ALBUM」の次に発表されたであろう新作である。
それにしても、長過ぎるブランクを感じさせない一瞬の淀みもないブレなさには
驚かされる。まるで聴き手の方が全盛期の頃にタイムスリップしている様だ。
色んな再結成するバンドがいるけれど、これ程に純度の高い完成度は他に
見当たらない。かと言って『こんな曲なら満足なんだろ?』みたいな焼き直し
でも無いのが気に入った。サニーデイ・サービスという枠組みの中で新たな
ステージにも進んでいるのだ。印象としては「MUGEN」の延長線上であり、
サニーデイ・サービスとしての総体的な持ち味を改めて濃縮させている。

例えば7曲目の「セツナ」は、サニーデイ・サービスの「東京」までに見せた
バンドのカラーを一度リセットした「ここで逢いましょう」の続編にも感じる。
「東京」の路線だけだったら小洒落たフォークバンドで終わっていたと思う。
「ここで逢いましょう」によって初期の大傑作「愛と笑いの夜」が生まれた。
サニーデイ・サービスが持つポップの定義に大いなる可能性を含ませた。

「東京」のリリースから20年。解散後の再結成でありながら見事な野心作を
発表してきた。今もなおサニーデイ・サービスは緩やかな進化を止めない。
ソロでは見られない曽我部恵一のビタースウィート&シルキーなヴォーカル、
サニーデイ・サービスならではのメロウネスとメランコリーな美しいメロディ、
やがてめくるめくポップマジック。この真髄は決して幻な出来事ではない。

sunnydayservice_dancetoyou_001.jpg


サニーデイ・サービス - セツナ



サニーデイ・サービス - 苺畑でつかまえて
 
 
 
 
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